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決済

2012年6月27日
#土地売買

 

昨日は土地の決済がありました。
「決済」・・・何それ?
と思った方も多いと思いますが、決済というのは、簡単に言うと
土地や建物を買った時に、買主さんが売主さんにお金を払う事です。
つまり代金の支払いですね。

「代金の支払い」と簡単に言えば良いのに、わざわざ「決済」なんて
難しい言葉を使う所が、
「事を難しそうに見せて、何となくすごい事してるんだぞ!」と
見せかけている様で、その「偉そう」的な所が個人的には嫌いです。
なんで簡単な言い方しないのかなあ?

ただ、決済は決して簡単な事ではありません。
買主さんは、大きなお金を支払うし、売主さんは大切な土地を手放すので、
それぞれの思いは深いです。


(沢山の書類が行き交います。)

決済をする時は、売主さん、買主さん、仲介業者、司法書士が参加して、
一般的には銀行で行います。
司法書士と仲介業者が、買主さんから売主さんに、
ちゃんとお金が支払われたかを確認した上で、土地の名義を買主さんに
登記します。
お金の支払いと、受け取りが1円単位まで完全に行われ、土地の権利書などの
必要書類が買主さんに渡らないと、どんな理由があろうと引渡しは出来ません。
つまり中止されます。
これは、土地の引渡しと代金の受け取りは「同時履行(どうじりこう)」
しないとダメという決まりがあるからです。
同時履行とは、土地と代金の引渡しを同時にする事です。

この決まりがあるので、決済の前の段取りには神経を使います。
資金の確認、買主の資金の支払いの説明と用意、
売主の権利書などの準備・・・。
確認する事は盛り沢山です。
この準備がきちんと出来ていれば、決済当日は正直流れ作業なのです。

決済が無事終了すると(そうでなければいけないのですが・・・)、
ドッと疲れます。
ほー、無事終了したよー、疲れたー・・・。てな感じです。

これまで何回も決済をして来ましたが、何回やっても緊張します。
今度の決済はいつだ?考えただけで緊張してきたよー。